自作スピーカーを作ってみよう♪ Vol.4(QWT方式) [スピーカー]
今回は、スピーカーの下に付けるインシュレーターとオーディオボードの違いについて
記事にしてみました。
適当に作業やってる割には、違いも分かり易くなってると思いますので、参考にして
頂けたらと思います。
それではインシュレーターから。
購入したのは、この商品。
べっ、別に、にゃんこストラップキーホルダーが欲しくて、この商品にした訳じゃないですよ。
そして、オーディオボードは、こちらをオーダーメイドしてみました。
この商品は、大理石の専門店 江戸の小町さんで購入させていただきました。
オーディオボードは、いろいろな種類があるのですが、人工大理石とか使っているのものあったので、
それなら、天然の大理石でも良いんじゃね。ってことで、江戸の小町さんを見つけて、名前と模様が
気に入ったので、サイズを指定してオーダーメイドしてみました。
オーダーメイドの内容はこちら。
1、ブレッチアオーロラ本磨き
2、寸法:(200×110×10)2枚
3、小口の仕様:通常
4、納品場所:東京都
5、希望納期:8/10(金)
6、連絡先:###-####-####
先に入金してからの制作となるので、納期は余裕を持ってご依頼ください。
ちなみに今回のオーダーでかかった金額はこちら。
・ブレッチアオーロラ本磨き
単価 2131円 2枚で4262円
・小口糸面取り磨き無し
・運賃 1300円
合計金額 5562円
通常サイズからの2分の1加工とかなら、もっと安いと思います。
今回は、エンクロージュアのサイズが小さく、無駄に大きくても邪魔になるだけなので、
オーダーメイドさせていただきました。
表面は光沢があって綺麗ですよ。
小口加工は通常としました。
底面。
天然大理石なので、加工時に多少の欠け等はあるみたいです。
割れ防止の為かどうかは分かりませんが、接着シートのようなものが溶着されています。
石粉とも出ないし、傷もつかないので良いと思います。
今回のインシュレーターとオーディオボードについての情報は、こちらのwebを参考にさせて
頂きました。
簡単に書くと、インシュレーターは音の響く方向を決めてやるのが大事みたいです。
オーディオボードは柔らかすぎず適度な硬さを有するもの。(音を吸収しすぎてもダメみたい)
後は、スピーカーの下につけるインシュレーターの支持数について。
一般的には4点支持だと思われますが、重心の安定を考えると3点支持が良いらしい。
4本足の椅子に座った時に、床が均一な高さでない場合は、4本中の3本に重心をかけると
安定するのと同じ。というような考えで良いと思われます。
そういう訳で、インシュレーターに関しては、このような配置になります。
インシュレーター△置き。
インシュレーター▽置き
実際にスピーカーの下に設置したイメージはこんな感じ。
インシュレーター△置き。フロント側。音がエンクロージュアに伝播し拡散します。
リア側。低音の響きが増えると思われます。
インシュレーター▽置き。フロント側。スピーカーユニット本来の響きで音が広がります。
リア側。エンクロージュア本来の低音を再生します。
それでは、実際にオーディオボードとインシュレーターの組み合わせで、音がどのように変化して
行くかお聴きください。
QWT2WAY スピーカー(ボード、インシュレーターレス)
QWT2WAY スピーカー(大理石ボード有、インシュレーター無し)
QWT2WAY スピーカー(大理石ボード有、インシュレーター△配置)
QWT2WAY スピーカー(大理石ボード有、インシュレーター▽配置)
QWT2WAY スピーカー(ボード、インシュレーターレス)02
QWT2WAY スピーカー(大理石ボード有、インシュレーター▽配置)02
ついでなので、フルレンジスピーカーとツイーターを単品で鳴らした時の音もどうぞ。
QWT2WAY スピーカー(フルレンジスピーカー再生)
QWT2WAY スピーカー(ツイーター再生)
QWT2WAY スピーカー(フルレンジスピーカー、ツイーター再生)
どうでしたか?
最初が畳ということもあり、特に女性ボーカルの声は聴き取り辛かったと思うのですが、
オーディオボードと、インシュレーターの設置位置で、音のメリハリが変化していったのが
分かると思います。
再生する音にもよると思いますが、このエンクロージュアの場合は、後方が開口している
事もあり、インシュレーターは▽置きが良いかなと思われます。
次回は、いよいよ最終となる仕上げについての記事になります。
まだ、部材を揃えてないので、ちょっと先になるかもしれませんが、お楽しみに。(^o^)
いつもご来訪して頂き、ありがとう御座います。
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