モニターキャリブレーションやってみました♪ [PC]
前から興味のあったモニタ-キャリブレーションをやってみました。
今までは何となくプリンターから印刷された色にモニターを目視で合わせて
いたのですが、それだと根本的に正確な色が出ていないみたいなので。(^▽^;)
買ったキャリブレーターはこれです。
~追記 2023.01.02~
現在の取り扱いは下記となっています。
アプリのダウンロードは下記より。
~追記終わり~
定番ですね。
このキャリブレーターは、スマホのアプリでスマホの液晶もキャリブレーションできるようなのです。
iOSだとPCに接続して、アンドロイドならスマホに接続(USB Type A→端末のUSB端子変換)
してキャリブレーションするようです。(まだ試せてない)
ちなみにスマホ、タブレットのキャリブレーションは、ColorTRUEというアプリを使います。
今回は、リンク貼りまくりで凄く手を抜いてる感じの記事になってますが、すでに分かりやすい
記事があるので、私が細かく書く必要もないかなと。
ちなみに行ったのはハードウェアキャリブレーションとなります。(モニターで調整してます)
キャリブレーターはPC本体に取り付ける必要がある為、モニターとPCが離れている場合は、別途
USB延長ケーブルが必要になります。(モニターケーブル延長してなければ3mぐらいで届く筈)
モニターキャリブレーションを行ってプリンターのICCが最適になれば、こんな感じにプリント
アウトした画像の色が元データの色と同じ感じになります。
上側の画像は、この前撮影した新宿御苑の画像の縮小版で、下側の画像は、右がフォトマット紙で、
左が写真用紙です。
下側の画像はプリントアウトした後、カメラで撮影して、ホワイトバランスをプリントした画像に
できるだけ合わせこんだものです。
最初は、モニターに張り付けてカメラ撮影したのですが、目視では、ほとんど差が無くても
カメラで撮影すると、モニターの画像とプリントアウトした画像が違って見えてしまう為、
こんな感じにしてみました。
輝度は合わせていないけど、色はそこそこ合ってますよね。(目視状態なら輝度もほぼ合ってます)
ちなみにモニターは特別高価なものを使っている訳ではなく、今まで使っていたモニターです。
使っているモニターはこちら。
パネルがTNって知らなかったw
モニターの選択基準は調整メニューにsRGBモードがあることです。
取扱説明書(13ページの色温度の項目でユーザー設定R、G、BとsRGBがあるもの)
よく見る色度図はこうなりました。
内側が、sRGBで再現できる色で外側がAdobiRGBで再現できる色です。
キャリブレーションを行ったモニターの色域は、この間に入っているので、sRGBを100%再現できる
ことが分かります。(この場合は偶々sRGBが100%再現できてるだけです)
特に値段の高いモニターを買わなくても、ここまでは再現できるということですね。
(注:sRGBモードがあるからといって、sRGBを100%再現できるということではありません)
キャリブレーションのアプリで品質検証も行えるので、ちゃんと色が許容範囲内になるか確認します。
左上のディスプレイの上から2番目の項目です。
品質検証画面
基準値を確認したら測定に入ります。
QAレポートはこんな感じ。
品質基準の詳細は知りませんが、デフォルトで合格が出ているので問題ないってことで。
根本的に間違えていたのはここです。
モニター側の色が正確にキャリブレーションできていることが大前提です。
モニターとプリンターのCMSが整っていないのに、一方的にプリンターから出力された画像を
目標にしても色がズレたままなのです。
次にユニフォーミティを確認してみます。
これはモニターのスペック確認みたいなもので、安いモニターは調整できないので現状確認のみ
となります。
それでは測定してみましょう。
測定できました。
結果はこんな感じ。
最大で輝度%△:26%のズレがあります。(ノД`)・゜・。
安いモニターだとこんな感じなのかな。
仕事で色を扱わないのであれば、特に問題はないですけどね。
それでも、キャリブレーションができたモニターはしっかり色が出ているので、今まで
撮った画像はこういう色だったんだーとちょっと感動できます。
色にメリハリが出るんですよね。
プリンターに関しては、プリンターの既存のICCプロファイルでモニターの色に合うものを
選んでプリントアウトします。
私の場合は、フォトショで合わせることができたので参考までに手順紹介です。
プリント選択するとこんな感じのメニューになります。
左下の詳細オプションをクリックすると、こんなメニュー画面が立ち上がります。
カラーマネジメントを画像のように合わせます。
私の場合は、用紙毎にプリンタープロファイルを変更しないと、画像と同じような色でプリント
アウトできませんでした。
ちなみに、この設定はフォトマット紙の場合。
ここまで出来たら、他のHPでもあるようにプリンターの環境設定を変更します。
基本設定タブの色/濃度にあるマニュアル調整を選択し設定をクリックします。
マニュアル色調整メニューのマッチングタブを選択し、色補正の「なし」を選択し、OKを
クリックします。
「OK」をクリックしてプロパティを閉じます。
「OK」をクリックして詳細オプションも閉じます。
ここまで設定出来たらプリントをクリックします。
プレビュー画面を出るように設定しておくと大体のイメージを掴めます。
今回の場合は、木の実の赤色が薄く出る傾向にあったので、木の実の色を比較して少し濃いめに
出るICCプロファイルを選択しています。
写真用紙の場合はこんな感じ。
プリンタープロファイルを変更しています。
イメージはこんな感じになります。
こちらは、ほぼ色が合っているのが分かるでしょうか?
こんな感じで、印刷用紙に対してもICCプロファイルを変更する必要があります。
普通にプリントアウトする時も用紙設定を変更するのと同じですね。
他にもプリンターのキャリブレーションとかできるとは思うのですが、手軽にやろうと
するとこんな感じになるのかな~と思います。
携帯端末もキャリブレーションできるようになってるし、モニターキャリブレーション、
お薦めですよ。
いつもご来訪して頂き、ありがとう御座います。
キャリブレーション大切ですよね。
私もやりたいのですが,設定するまでが大変そうで,なかなか腰が上がりません^^;
by JM7XZC (2018-12-24 17:06)
JM7XZCさん、ご来訪ありがとう御座います♪
最初はチョット分かりにくかったのですが、各リンク先の情報で
必要な事は確認できました。
安いモニターでも効果が確認できたので良かったです (^。^)
by Ten (2018-12-24 21:38)