AFマイクロアジャストメントを使ってみよう♪ [デジタルカメラ]
前回、ライブビュー撮影を行った際に発覚したAFのズレについて確認してみました。
カメラとレンズのピント調整ってやるのが基本だったみたいですね。(^^;)
何となく見聞きしたことはあったのですが、そんなにズレないものだろうと思っていました。
参考資料
AFがズレる構造についてはこちらを参考に。
ミラー、撮像素子、AFセンサーとズレる要素が沢山あるんですね。
それでは、AFマイクロアジャストメントを使ってピントの調整をしてみましょう。
テストチャートも作ってみましたが、今一分かり辛いってことで、こんなものを作ってみました。
直尺をマウスパッドに張り付けて、目標としてクリップを伸ばしたものを置きます。
マウスパッドの代わりに濃い色のTシャツとかも良いと思います。
要は、被写界深度が見やすければ何でも良いです。
まずは、調整無しで確認してみます。(カメラ操作は割愛します。CANONのHPを参照)
広角側(24mm)から見てみましょう。
クリップの先端か直尺の75mmのところ狙って撮影します。
数字がハッキリ見える部分にピントが合ってます。
90mm付近がクッキリ見えているので、ピントが被写体側にズレていることが分かります。
W:広角側の値を-側に調整します。
70~80mmの間が明瞭になりました。
ライブビュー撮影では、こんな感じ。
次に望遠側。(105mm)
調整無し。
被写体側へのズレを確認。
T:望遠側の値を-側に調整します。
70~80mmの間が明瞭になりました。
設定値はこんな感じ。
続いて望遠レンズに付け替えて同じように調整します。
そもそも、今回のEOS 6D Mark II・24-105 IS STM レンズキットは、このレンズに
合わせて購入を決めたものでした。
まずは、広角側(100mm)
調整無し。
被写体側へのズレを確認。
W:広角側の値を-側に調整します。
70~80mmの間が明瞭になりました。
ライブビュー撮影では、こんな感じ。
次に望遠側。(400mm)
調整無し。
被写体側へのズレを確認。
T:望遠側の値を-側に調整します。
70~80mmの間が明瞭になりました。
ライブビュー撮影では、こんな感じ。
設定値はこんな感じ。
それでは試し撮りです。
ファインダー越しにAFでこんな感じ。
フォークの先端を狙ってます。
ライブビューだとこんな感じ。
結論を言うと、この個体はライブビューの方が綺麗に撮れる。
この個体は。というのは、文字通りこの個体は。です。
嫁機も同様に調整してみると、こちらは、ほぼ調整無しでジャスピンでした。
その代わりに、ライブビューが多少被写体側にズレている感じがします。
個体差の関係で、必ずしもライブビューの方が綺麗に撮れるという事では無さそうです。
Ten専用機としては、ライブビューの方が使い勝手も良いので、結果オーライってことで。
もうちょっとだけ調整して、ライブビューと同じになるか試してみようかな。
(追記:調整してみたけどできなかったw)
レンズも予想通りにドライボックスに収まってます。
並べてみるとこんな感じ。
APS-Cの望遠300mmに比べると、フルサイズの望遠300mmの方がファインダーや液晶モニター
で見える画は小さくなってしまうので、400mmぐらいあった方が使い勝手も良いと思います。
と、言う訳で、このレンズの組み合わせも有りですよ。
いつもご来訪して頂き、ありがとう御座います。
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