車暦ご紹介♪ その4 [思い出(車暦紹介)]
ちょっと昔を振り返る車暦ご紹介
今回はその4です。
GT-R の速さというものに疑問を抱いた私は新たにそれを超える次なる相棒を探す事になります。
速さとは。
サーキット走れば一番とかそんな肩書きは要りません。
どんな領域でも速く、そして気持ち良く駆け抜ける。
そんな車両は存在しないのか・・・
前記事はこちら。
アテーサETS、優れたバランスで有効にトルク配分するシステムだったけど、実際の走行においては
ほとんどFR状態、本当の4WDとはどういった感じなんだろう?
当時、ランエボⅣも出ていたころです。
ランエボⅢには整備士時代にも軽く運転した事がありましたが、すでにGT-R に乗っていた為、
皆が言うほど凄い車両とも思えない。
それよりもWRCと言えばランサーではなくギャランだろう!!
勝手にそう決め付けていた私にはランサーに乗り換えるとい言う考えは無く、GT-R を売ったお金で
エンジン代を払った後ではそれほどの資金の余裕も無い (^_^;)
インプレッサも乗ってみたいが、こちらは整備した経験もありちょっと面倒。そしてやっぱり資金。。。
この時も消去法により必然的にギャランが候補になってきました。
とりあえずギャランに乗ってみよう。
こんな感じでギャランの歴史を調べます。
当時、WRCで活躍したギャラン、形はなんとなく知っていましたが細かいスペックはほとんど
知りませんでした。
調べて行く中で、ついにその車両は私を虜にしました。
ギャランVR-4:E39A
最終型のそのボンネットにはエアダクトが配置され、エンジンは4G63。
ランサーに搭載されているエンジンの基となったエンジンです。
排気量2000cc、ノーマルで240PSを叩き出します
パワーも十分。これなら ( ̄ー ̄)
その頃、中古車屋さんとも仲良しになっていた私は早速中古車屋さんに行ってオークションの
手配をお願いしました。
いろいろ出てきた車両リストをみると、その中に条件も予算もピッタリのものが出てきました。
私:店長、これ、これが良いです!!
店長:ちょっと予算オーバーするかもしれないけど、いい?
私:予算オーバーしても良いです!!
私:これでお願いしますm(__)m
そんなやり取りがあり、オークションも無事に予算内で落札に成功
配送されてきたそのボディは黒く光り、重厚な雰囲気を漂わせています。
しっ、渋すぎるw
これは思った以上にカッコいいかも~
新しく私の相棒となったこの車両。とても気に入りました (^o^)
ちょっと違うけどこんな感じ。
http://210.239.47.12/category/36186/movie/1/W5PBBgkov1c
そこそこの運動性能を持ったこの相棒、動きもGT-R に似ていましたが、完全なFFベースの為、
その動きには少し違和感があるというか。。。
タイヤの違いが関係しているとは思うのですが、確か205/55-16入れてたと思います。
回頭性はそれなりに良かった記憶があるのですが、フロントタイヤの削れ片が半端じゃありません。
サイドウォールの1/3まで削れてしまいます
この辺も合わせたタイヤのサイズが悪かったのかな?
それとも運転?
GT-R の時はこんな削れ片した事無いしな~
ダイレクト感が今一です (ーー;)
サスペンション形状がストラットだったせいなのかな?
GT-R はマルチリンクでした。
いろいろ考えながら、とりあえず走り込む日々が続きます。
チューニングメニューとしては、パワーフローはもちろん入れましたが、最初からマフラーも入ってました。
プラグコードにスピリットファイヤなんかを試したのもこの相棒でした。足周りはノーマルです。
ちょうどこの頃、車とは別にある人物と知り合いになる事で、私の車人生は大きく加速していく
事になります。
会社の同僚で、GT-R に乗っている時も駐車場が同じだった為、顔を見かけたことはありました。
部署は違っていた為、お互いの自己紹介は特に無いまま。。。
彼の乗っていた車両。
RX-7(FC3S)。時にはバラードCR-X なんかも同じところに止まっていたりと一体何台車持って
るんだ?と思いながらもその車両達がかもし出す雰囲気に大変興味がありました。
そんなある日会社の会議で自己紹介となる訳です。
一通り紹介も終わり休憩時間に車の話になるのはごく普通の流れでした。
話を聞いてみるとプライベーターで車を弄っているとか。しかもロータリーを中心に。
整備士時代、ロータリーは手付けずで、まったく分からないに等しかった私にとって、その内容は
大変興味深いものでした。
一度、遊びにおいでよという話になり行ってみると、そこにはガレージの横に併設された部屋に
タイヤの山とマフラーの林、ロータリーエンジンにレシプロエンジンなどが無数に置かれています。。。
なんかスゲー!!
この人、何か凄いぞ!!!!
一般人とは少し違う、どちらかと言うと私達のような整備士よりのこの雰囲気。
話は弾み、
それじゃ、今度一緒に走りに行こう ー (^o^)
こうなるのも自然の流れでした。
それまで、ほとんど一人で走る事が多かった私ですが、この時初めて良き仲間に巡り合えたのでした。
一緒に走って驚きました。
はっ、速い!!
華麗にコーナーを駆け抜けて行く、RX-7のテール。
車好きにとって良きライバルに巡り合える事はとても大事な事なのだとその後考えるようになりました。
一緒に走りに行くにつれて自分の中で次第に考えが変わっていきます。
そんなある日、彼は相棒をRX-7(FC3S)からRX-7(FD3S)へと乗り換える事になります。
まるで私を誘っているかのように ( ̄ー ̄)
相棒にも慣れてきて、それなりに楽しく走れていた訳ですが、ある事を切欠に大きく流れが変わります。
突然、VR-4のクラッチレリーズフォークが真っ二つに折れたのです。
鋳物の真ん中に穴があいていてそこにレリーズフォークのスプリングを引っ掛ける構造なのですが、
そこを中心に折れていたのです。
街中を走っていたので特に事故にもならなかったのですが、その後、修理ついでにいろいろ
点検していくとエキゾーストマニホールドのスタッドボルトが折れていたりと、なんとなく相棒から
私の心は離れて行きました。。。( ̄ヘ ̄)ウーン
そんな時、事件はおきます。
こちらの不注意だったのですが、軽自動車に側面からAピラーに突っ込まれて、事故を起こしてしまいます。
本当にごめんなさい m(__)m
軽自動車はフロントが大きく潰れましたが、相棒は僅かに歪んだだけでした。
ボディはかなり頑丈です。WRCカーの称号は伊達ではありません。
それでもフレームが曲がった以上、相棒は全損です。
この事故を境に私はこの相棒との別れを決意する事になります。
ある思いを胸に秘めて ( ̄ー ̄)
短い間だったけど、この車に乗れた事も良い経験となりました。
VR-4、今までありがとう!!
そして未熟なオーナーでごめんよー 。・゚・(ノД`)・゚・。
友人が所有していたランエボに乗せてもらったとき。
背中を蹴飛ばされるような加速感に圧倒されたのを思い出しました。
彼も、結婚してからはヤンチャな運転をしなくなりましたが(笑)
by 馬子 (2009-03-30 00:23)
馬子さん、こんばんは。
ランエボ、良いとは思いますが、私にはちょっと。。。(^_^;)
私の場合、ヤンチャな走りはしていました ( ̄ー ̄)
ただ、走りに行く頻度が減っただけですw
by Ten (2009-03-30 22:55)
ギャランVR4とは又渋いところをwww
読めば読むほど熱い走りをしてたのだなぁ~
って思います(≧∇≦)b
事故での別れは辛かったですね・・・
by kazu (2009-03-31 03:12)
kazuさん、こんばんは。
黒いVR-4 は威圧度満点だったりします。
私が後ろ走ってたら近づきたくないですw
周りにも沢山仲間がいましたからね~
これはこれで運命です (^_^;)
by Ten (2009-03-31 18:58)